「空き地になった場所を、みんなが居心地よく過ごせるステキな空間にできたらいいなぁ!」
そんな思いを持った親子が集まって、DIYしながらニシナ本店跡地に置くベンチを作りました。
材料は、運送で使用するパレットと、岡山県新見市の里山で伐れた木材を使います。
廃材と国産木材を組み合わせたベンチをつくりながら、木のこと、里山のこと、まちのこと、環境のこと、いろんなことを繋げて「学ぶ」「つくる」「考える」時間。この企画では、次のようなコンセプトの元に企画されました。
・廃材利用
・木の大切さを知る
・国内の森や雑木林、国産木材のことを知る
・環境のことを考える
・高梁川流域の川上~川下までを繋いだ流域活動
・親子で楽しい時間を過ごしてもらう
・日頃体験したことのないことを体験してもらう
・自分の住むまちに楽しいストリートファニチャーを造る
・自分の住むまちを楽しんで、好きになる
さて、そんな素敵なベンチ、どんなふうにできたのでしょう?時系列にリポートしてまいりましょう。
会場では、準備にいそしむチームの姿が。
この日は、国産木材を手配してくださった、新見在住の一般社団法人 人杜守/Hanagi 杜の工房の佐伯佳和 さんに講師としてお越しいただきました。地元大工さんの柴田さんも加勢してくださいます。
東京海上日動さんからもこんな可愛いバナーが届きました。
DIY好きな親子10組が揃いました!告知早々、あっという間に予定人数に達したため、抽選となりました。この日来場してくださった皆さんは、見事その抽選に当たった親子さんです。
では早速、作業スタート\(^o^)/
図面を見ながら手順を確認
コロナのことがあるので、距離を保ち、マスクや消毒もしっかり。「密」が避けられるのは野外活動のよさですね。
この日は、インパクトドライバーを使用しました。初めて使う子どもも多かったので、特に安全に気をつけなくてはなりません。まず一番に、佐伯さんはドライバーの使い方をレクチャーしてくださいました。
みんな、初めのうちは重いインパクトドライバーに悪戦苦闘。ビスが斜めに入ったり、木が割れてしまったり‥ でも怖がることなく、どんどん進めていくうちにだんだん上手になっていきました。
子どもって順応性高いですね。後半はなんの躊躇もなくズンズン組み立てていきました。
だんだん立体的な形が見えてきましたよ~!
平面図を見てどんな立体ができるか?という体験、算数にも役立ちそうですね^^
気づけば雨が降ってきていましたが、そんなのもなんのその。日よけのために用意していたテントが、雨よけとして役立ちました。道行く人が、「あれ?いつもの空き地に人がいる」「なんかやってる」と、スピードを落として見ていく姿も(^^)
さぁ、そうこうしていたら、どうやらベンチが完成してきたようですよ~。