Park(ing)Day とは

車のための空間を、人のために戻してみたら…?

 

Park(ing)Day (パーキングデイ)は、2005年アメリカ・サンフランシスコ発祥。地域住民、学生、デザイナー達が一緒となり、その日一日だけ、車のための道路空間を、人のための空間に変えてしまおうというイベント。毎年9月の第3金曜に世界各地で一斉に行われ、無機質なアスファルトの空間を、有機的なコミュニケーション・スペースへと変身させます。

 

たとえば、コーヒースタンド、ヨガ、古本交換、ライブ、移動花屋、八百屋、健康診療所、占い、チェス、政治セミナー、読書会‥等々、お店を構えるほどでもないんだけど、チョットやってみたいことがあったんだよね‥!という人がわらわらと集まり、自分のスペースをつくって、その日来場者たちと一緒に楽しみます。


コワーキングスーペースとしてパソコンを持ってきてそこで黙々と仕事をするだけの人や、結婚式をやっちゃうカップルまで登場するというケースも笑 何もしなくても、ただそこでボ~っと寛ぐだけでもOK!

 

まずは道路や公共の空間を楽しく使ってみること。そして、住民が地域に目を向ける機会を持つことで、住みやすいまちづくりについて、主体的に考えること。「Park(ing) Day」がまちづくりに役立つとして、その駐車場を常設の公園にしてしまった場所もあるほどなのです。


岡山県内ではここが初☆彡


MPM Lab. では、2019年に岡山大学地域総合研究センター(AGORA)の皆さんとコラボ、全米で住みたい街No.1といわれているポートランドから岡山へ来日中だったポートランド市公園局:ジョニー・フェインさんをプロデューサーとしてお迎えし、岡山県初のPark(ing)Day を開催しました。

 

2020年には、一般社団法人ソトノバさんとコラボ!国内6都市を結んでの国内同時開催にジョイン。

 

地域や仲間からの協力を得て、資金ゼロにも関わらず、若い感性とセンスで素敵空間を創造したとして、地域の皆さんに喜んでいただきました。

以来、「MPMといえば、Park(ing)Day 」といわれています。皆さんも一緒にやりませんか?